<つくば市の現在を語り合おう>のパネリスト5人の中のひとりとして障害者福祉について発言してきました。自立支援法以降の障害者福祉とその中でわたし達ほにゃらが経験してきたことを20分程度話したかな。残念ながら、障害者福祉というか問題はかなりマイナーなため、そのくせ複雑なので聴講してくれた方にどれだけ伝わってのか心配です。
 このイベントは私にとってはとても刺激的なものになりました。やはり、普段狭い分野のことばかりに関わっているためさまざまな活動をしている方の話を聞くことはとてもクオリアです。話し方が余りうまいとは思えない私なので、他のバネリストの話し方をとても興味深く観察してしまいました。
 ただこのようなイベントでよく感じることは、話す人は時間を気にせず話しますが、話さない人は一言も話さないということです。話さない人は話せないということも十分あると思います。その辺はファシリテーターの手腕にも関わってくると思いますが。<語り合おう>と銘打っているわりにはもっとそれぞれの思いも聞いてみたかったです。
 それを思うとピアカウンセリングはとてもよくできているといつも感心します。時間を対等に分け合い、否定批判をせず、相手の話に傾聴するわけです。それだけで、障害者の多くが自信を取り戻し自立生活していく力をつけいくわけですから驚きです。これは障害者に限ったことではないと思います。今回のこのようなイベントでも特定の人の話を聞きつつも、参加者ひとりひとりの思いを聞くことがとても大切で話ができたこと聞いてもらえたことがその積み重ねがそれぞれが市政について考えて行くことを取り戻し、発言していくことにつながるのではないかと感じました。