ふれあいセミナー

本日は久方ぶりのふれあいセミナーでした。今回は参加者が少なくて少しさびしい感じでした。さて、本日のお菓子ラインナップは、ハッピーターン・アーモンドチョコ・ポテトチップス・かきの種・午後の紅茶ストレート・バヤリースオレンジでした。
本日のテーマは「利用者さんが友達(第3者)に会っているときの介助場面について考えてみよう」です。介助について考えるとき、利用者と介助者との関係で起きることはこれまでにいろいろなところでかなり語られて考えられてきたとおもいます。しかしながら、あたりまえですが介助の場面は利用者との関係だけでは成り立っているわけではなく、地域で生きていこうとすればコンビニの定員さんから駅員さん、利用者の友達や同僚、恋人や家族との場面にも遭遇します。そのときの利用者の思いや介助者のとまどいについてはあまり表立って語られ考えられてきたわけではないように思うので少し考えてみようということになりました。
本日もロールプレイを用いて、話を進めていきました。主な場面は重度障害者の利用者が介助者を連れて、その友人と久しぶりにご飯を食べるという設定です。利用者役は、言語障害がある人とない人の2パターン。介助者役には会話には入らず必要な介助をする人と、利用者の会話を補おうとする2パターンを演じてもらいました。つまりそれぞれの組み合わせにより四つの場面をロールプレイしました。
力量的にそれぞれの場面について深く考察することはできませんでしたが、介助者が言語障害などで利用者の会話を補う必要がある場面では、普段利用者と介助者との間で交わされている会話がとても利用者のサポートに役に立つことがわかりました。それによって利用者と友人の関係もサポートできるというなんとなくの実感がありました。単純に普段から話をしようということにはならないかも知れませんが、介助者がその利用者のことを知るということは利用者のサポートに置いてはとても大切なのだと感じました。利用者からすれば知ってもらえていることの安心感はとても大きいのだと思います。
もちろん、どんな障害をもつ人かどんなパーソナリティーの介助者かによってもさまざまに変わってきますが。
次回は二ヶ月後の11月を予定しています。