障害者も自立生活を目指して!

障害者も自立生活を目指して!が終了しました。ご参加くださった方々ありがとうございました。
第一部は障害を持つ当事者のみで行われました。普段顔を合わせていてもこのような場だから切り出せたり、話を聞けたりと場の力を感じました。自己紹介から始まり、障害をもつということ、働くこと、ヘルパーとの関わり、自立生活にむけて、休日どんなことをして過ごしているかなどそれぞれが気になっていることを聞き合いました。何かがすぐに解決するわけではありませんが、自分が思っていることを話せて聞いてもらうことの力を感じることができたと思います。
第二部は久保田さおり氏のお話会でした。テーブルを取り去り椅子を扇形に並べてとても広いスペースをゆったり使って行われました。久保田さおり氏の静かではありますがとても力強い語り口からこれまでの障害という経験を話してもらいました。その多くが決して久保田氏だけの経験ではなく私にも共感できる話でした。たぶん会場に足を運んだ障害を持つ人はそう感じたのではないかと思います。印象に残っていることは、障害者には居場所がないと感じたという話やCILを運営していくにあたりみんなで決めてそこからぶれないことが大切という話、家族とのやり取りの話。がばいばあちゃんの話も印象に残っています。第二部の後半では休憩中に集めた質問に応えてもらう形で進められました。自立支援法は今後どうなるか?とか、勉強が苦手でも自立生活できますか?気分転換はどうしてますか?、実際に自立生活して大変だったことなど多くの質問が集まりました。
第一部、第二部とも時間が足りないくらい充実した時間になったのではないかと思います。このような時間はとても貴重で大切なものだと思うので是非また開催したいと思います。そのときはまたぜひご参加ください。