案内文

まつりつくばふれあい広場でのリユース食器利用についてのお願い  

〜できることからはじめてみませんか?環境のこと、地球の未来のこと〜

■はじめに
 2007年のまつりつくば-ふれあい広場-にて、当団体ははじめてリユース食器を取り組みました。毎年まつりのたびに大量の使い捨て食器が利用され、そのまま大量のゴミになっていきます。当団体はこれまでのような使い捨てのまつりへの参加ではなく、新しい形での参加を試み、ゴミを減らし循環型社会に向けたリユース食器の取り組みを試みました。以後、毎年まつりつくばではリユース食器の貸し出しを行っています。

リユース食器の仕組みについて
 リユース食器とは、使い捨て食器を使うのではなく、繰り返し洗って使うことでゴミ減量及び環境負荷を少なくするようなものです。つくば自立生活センターほにゃらでは、毎年リユース食器を20円〜30円でカレー皿・どんぶり・カップの3種類をそれぞれレンタルしています。レンタル先は下記に記載してあります。
 使い終わった食器は、食中毒など衛生面から現場では洗浄せず、そのままレンタル先に返却し洗浄してもらいます。洗われた食器はまた別はイベントに利用されます。
 お客様は、当団体にデポジット(預かり金100円)を払いリユース食器を借ります。そして、食べ歩きなど飲食しながらまつりを楽しみます。飲食し終わったらその食器を当団体に返却しデポジット(預かり金100円)をお返してもらいます。
 出店される方との関わりは、当団体より借りたリユース食器を持ったお客様が飲食しにきたときに発生します。持ってきた食器に盛りつけたりしていただき販売価格にて販売してもらいます。

■ これまでの実績
        2007年  2008年  2009年
そばどんぶり   不明   114    30
   カップ   不明   273    430
  カレー皿   不明   60    40
    合計   280    447    500
 
 上記の表より、年々リユース食器の貸し出し数が増加しているので、周囲に認知されてきていることが分かります。これは3年間使い捨て紙コップを使用した場合に比べ、エネルギー消費量:紙コップ194.7個分、二酸化炭素排出量:紙コップ454.5個分、水消費量:紙コップ454.5個分、固形廃棄物:紙コップ261.0個分を削減したことになります。(※平成15年リユースカップ等の実施利用に関する検討調査報告書より計算)
 また、昨年(2009年)は「障害者の自立をめざす会」が必要な食器をリユース食器に変更していただけたのでさらに認知されるようになったのではないかと考えられます。また、お客様についても周知されてきており「来年も続けてくださいね」との声をたくさんいただいております。
 年々実績が増加していることから、今後もリユース食器の貸し出しを続けていきたいと思っています。

■今年のレンタル予定
 昨年、「障害者の自立をめざす会」が協力していただけたので例年以上にリユース食器の貸し出しがスムーズに行われました。そのため今年は出店団体ごとに声かけを行い、協力団体を増やすと共にさらなる普及を目指したいと考えています。
 「つくば環境スタイル計画」では、2030年までに二酸化炭素排出量50%削減を目標に掲げています。当団体では、市民としてリユース食器を通じ「つくば環境スタイル計画」に取り組んでいきたいと思っています。


て to て倶楽部 連絡先
新潟県新潟市鵜ノ子八反田819(新潟ガラスリサイクルセンター株式会社内)
tel:025-382-7100 / fax:025-382-7128
mail:n-glassrecycle@s4.dion.ne.jp
URL:http://www.te2te.jp

NPO法人 社会資源再生協議会 連絡先
〒164-0012 東京都中野区本町3-1-4 tel:03-3375-5306 / fax:03-3372-1840
URL:http://www.reusecup.jp/

今回の取り組みについての問い合わせ先
つくば自立生活センターほにゃら (担当 齊藤)
 茨城県つくば市妻木1199-3 tel : 029-859-0590 / fax : 029-859-0590
 mail : cil-tsukuba@cronos.ocn.ne.jp / URL : http://www.honyara.jp/